酉男

近況です。

■王様のエンディング。
王様のエンディングを見に行ったら、終わっていた。
王様は、よくがんばっていた気がする。王様は、フリーターに戻りますが、なにやら忙しくなっていきそうな感じ。よいことです。
この会の後、飲みすぎ、翌日寝坊。悲劇起こる。反省。

■トリツカレ男に行く。
あずとともに、天王洲へ。品川から歩けるというから歩いたら、30分かかって汗だくでした。川沿い。岡崎京子のリバーズエッジをなんとなーく思い出す。川は夕暮れと夜の間で真っ黒にゆらゆらと動いて、なんだか、めまいがしそうな表面。川の向こうには、きっちり四角四面のガラスのファザードが並んでいる。コツコツと積み上げたガラスの積み木が光をしっとり包んでいる感じ。川のにおいにむっとしつつ、いた。以下ネタバレなので、読みたい方だけ。
心に残っている曲。
青柳拓次が、たであいから「映してながめる」を奏でて。とっても素敵な導入。
原田郁子も、ソロ曲「青い闇をまっさかさまにおちてゆく流れ星を知っている」のピアノソロ。
そして、懐かしのクラムボン idから「id」。おおお!ってなりました。劇作用の新曲?もパンフレットにCD封入。郁子氏、声が、すごいね。生でもいい感じ。
青柳さんとのデュオも、でしゃばらない感じで、よくお互いの懐をわかっているいい呼吸でした。
音楽劇で、郁子氏がペチカ役。言葉の違いは音楽やオノマトペの旋律で。適役でしょう!!
尾藤イサオが、やっぱり、こってこてのもはや古典的な笑いなのだけれど、しっかり押さえてきます。
ドリカムのコーラスだったおばちゃんが、賛美歌ふうのものも歌って、どっしり会場を包み込んでいました。ペチカのママ役、これも適任!!
ダンサーたちも役柄として踊り、場転での机移動などをこなしていました。ムーブは、京都風味で、マイム+モノクロームサーカスって感じ、これは「水と油」路線。卍丸さんの動き、顔。一人で盛りだくさんな感じ。腰周りの自由さがとっても小気味よい。ダンスもよし!風船シーンのモモコンさんが、なんとなく可愛かった。物語の進行にうまくフィットしたナイスな振り付けだったと思う。
セットも豪華で、いろんなものが天井に吊ってあって、場転大変だっただろうなと感心。飛び降りシーンのワイヤー丸見えだけは、どうしてもいただけなかったなあ…。ションボリしました。

正直に、ちょっとだけ言うと、別々に観たかった。
郁子氏と青柳さんライブ、オノデランダンス、尾藤さん、浦嶋りんこさんのライブ。
そして、PPPがトリツカレ男PPPバージョンをやると。問題ない。一日、いしいしんじ祭りにして、これを朝からやると。んで、尾藤さんが「かじき釣り」を歌うと。いいじゃないですか。んで三崎のうまい魚も食べれると。いいじゃないの!と勝手に妄想が華やぎました。んでrei harakamiの曲で郁子氏が、しんじさんの東京夜話を朗読。いしいさんと町田康の人生相談もあり、サケロックも来て、PPPのショートショートをやると。最高だ。絶対にいく!と勝手に妄想が華やぎました。どうだろう、このいしいフェス。
「園子さん祭」。
これでよかったような気がしました。
久々の観た商業演劇。大人の思惑を感じました。客層が、やはり年配の方も多く、もしかしたらこういった企画は博打だったりするのかな、企画サイドとしては、と思ったりもしました。若い子には7000円はきついかもねー。うんうん。Now!!が視聴する限り、よい感じです。
http://recommuni.jp/opus/index.php/56004

■なんか、ぽっこりができる。
足と胴のつなぎ目に、まるーい硬いもの(ぽっこり)が現れ、私を脅かしています。押すと痛い。
まだ小さいぽっこりなのだけれど、心配なので、病院行ってきます。最近、本当に私、どうしちゃったんだろうこの体…。
元気ですよ。今日も。