勿体

「あ〜なんだっけあの感じ。というのを忘れたくない」
勿体ないオバケがいるとして
同じような質のモノしかコレクションしていない奴だ。
あの感じにこだわってばっかりいて
柔軟じゃなくなる。あの感じなんて、きっと自分を慰めるためだけにあるけど
そんなのばっかり溜め込んでる気がしてきた。本当はとっくに
あの感じなんてどうでも良くなってる癖になんか
あの感じに固執するというか言い訳する感じに落ち着く。自分を甘やかす毛布。
あ〜なるほど、毛布(笑)
あの感じってのは、多分一人になっちゃうときに感じる苦虫噛んじゃう奥歯。じわっとくるやつ。エスカレーター乗ってて急に来るよ。あの感じ。痛みとかだよね、日本語で。
痛みを忘れた振りして絶対忘れたくなくて
痛みのせいにしたいのか?
問題は痛みを本質だと思って時間が過ぎるのを待つことのような気がする。
もっと具体的な手段を選ばないための技術だ。
それって、やさしさとかっていうのかも。日本語で。

具体的なことは、痛みを憎しみにする。嫌だったことは憎しみにすぐなる。だからボンヤリなあの感じにしとくのかー。

ボンヤリを掻い潜って!

竹やぶで
レッツ、タブララサ〜。かな。

わーーっとやったって無駄な徒労感あるし。わーーっのベクトル間違うし。


サクラの芽が膨らんでいる。なんか口惜しい。

今ある五感で
どうすんのよってことのほうが大事じゃないか。